【読んだ本】ひろゆき 働き方完全無双を読んだ感想。

おばんです。へどろばくだんなせいかつです。

 

今回読んだ本は元2ch管理人のひろゆき氏の本。なんかホリエモン氏やひろゆき氏や落合陽一氏の本ばっかり読んでてあーくさいくさいとか言われそうな気がしないこともない。ですが、先に結論を言っておきます。この本非常に面白かったです。

 

ひろゆき氏は賛否両論ありますが、リアリストで合理性を突き詰めた感じの言論は納得できます。真似できるかと言われると微妙ですが。

 

ひろゆき氏の答弁には説得力があるというか、なんというか。要は話がうまいですよね。詭弁も詭弁に感じづらい。なるほどそうかもなあと思わせる話術をもっておられます。

 

この本でも、読みながらなるほどと思う部分と、いやいやと思う部分が正直半々です。ですが、そのなるほどと思う部分(特に合理主義的考え方の部分)は非常に参考になりました。規制が力を削ぐという部分とかまさにです。

 

ビビビときた言葉

新しいことにクビを突っ込んでおく。

★アーリーアダプター(革新的商品やサービスなどを比較的早い段階で採用・受容する人々)は強いという話。やるならブルーオーシャン。あちこちのブルーオーシャンに首突っ込んでおきましょうという話です。

 

会社を持っておくと、なんでも経費にすることができる。

★1人でも会社つくれます。確か法人化するのも年間8万くらいでできるはずです。

 

答えがない仕事は、きっぱり決断する。

例えば「デザイン」という仕事があります。プロのデザイナーの人であれば、おそらく細部にまでこだわりを持つかと思いますが、一般の人が同じように時間をかけてデザインに取り組んではいけません。

文書の作成だって、名文のように削ぎ落とされて読みやすい文章という意味で完成度を高めることはできますが、「諦めれば問題なし」ということが多いでしょう。そのような仕事は、自分の中で完成と思えば完成であって、さっさと終わらせて手離れさせるのが一番です。

もし、上司などから「ちょっと違うんだよね」と言われても、答え探しの旅に出るのではなく、「じゃあ、どうすればいいんですか?」と率直に言語化させるようにしましょう。

★これは共感性高い話です。ヒアリングをして顧客の要望を突き詰めていく仕事にはあるあるかと思います。時には人に時間をかせさせる事に満足を覚えるモンスターや、時間をかけないといいものができないと思っているというモンスターがいます。そういう人はだいたいもやっとふわっとした要望しかもっていません。とっととやっつけちゃいましょう。

 

個人がブラック化するかも?

これは未来の話なのですが、企業のブラック体質は、外注先が標的になるかもしれません。

自分の会社の従業員だと、残業代を支払わなければアウトなのですが、外注先となると関係がありません。なぜなら仕事の成果に対する報酬があるだけで、それにかけた時間は関係がないからです。

★これも非常に納得。私は一瞬だけフリーランスの経験があるのですが、この働き方に対する時代のうねりを体感しました。ちょうど過労死や過労自殺や働き方改革が叫ばれている時期で、企業がどんどんとホワイトにならないと(少なくとも外から見てそう見えないと)いけない時期でした。

そうなると企業は徹夜残業で処理しなければならない業務とか、やりたくない業務をどうするかと言うと、アウトソーシングやフリーランスにブン投げするのです。もちろんフリーランスは残業代がでません。労基にも言えません。文句や交渉を言う相手もいません。言ったら仕事が他の人に行くかもと思えばもうやるしかありません。つらいね。

 

日本は同じことを続けていることが美徳とされがち。しかし見方を変えると「同じことをやり続けているほうが、何も考えなくていい」と怠惰にもみえる。

★『40年真面目にコツコツ実直に勤め上げてきたのにこの仕打ち…』というセリフが良くありますが、それに対しての火の玉ストレートですね。キレッキレです。

 

みんな一律に、「もっと休みましょう」と言ってしまうのは、単に頑張りたい人の可能性をしぼませてしまっている。

★これも納得。個人個人の考える働き方、働く時間はぜんぜん違うはず。若い世代でもバリバリモーレツに働きたい人もいたりするよっていうことは非常に納得できます。マッタリ働きたい人がいるのと同じようにそういう層もいるよ確かに。ベーシックインカムの理論に近いですね。

 

一部の個別犯を制限するために、すべてを禁止してしまうというのは、全体の幸福度を下げてしまう。

昔「Winny」というサービスが問題になりましたが、そこに使われていたP2Pの技術は、今のブロックチェーンと変わらないほど優れたしくみだった。つまり、日本の技術は世界にかなり先行していたのですが、当時P2Pは法的にアウトになってしまった。その後、エストニアの会社が、P2Pを使って、スカイプのサービスを開始し、マイクロソフトに買収された。

★これマジでもったいない話しです。自動運転やドローンもそうならない事を祈ります。

 

若い人にとっては、職人的な長い修行生活よりも、新たなスキルを身につけて、業界を横断できるようにするほうが、これから先は長く食べていけるかもしれませんね。

★この本では書かれてないですが、バーサタイリストという言葉があります。ざっくりいうとゼネラリストがなんでもそこそこできる人なのに対して、バーサタイリストはなんでもかなりできる人という意味になります。まさにそれを目指せって事ですね。

 

「観光業」の強さ。パリの町並みとローマの街並みはそれぞれ競争相手ではありません。「パリも見ときたいし、ローマも行ってみたい」と別々の文化として存在しているだけです。

★ここ読んで観光業って最強やな…と思いました。ギリシャの話も面白いです。ぜひ読んでほしいです。

 


とこのような言葉に響くものが合ったのであれば、読んでおいて損はないかと思います。読んでいて痛快ですね。ひろゆき節というか。極論、詭弁なのに妙にリアリティがあるように聞こえるのは不思議です。やっぱりしゃべりというか話すのが上手だなあと思います。ほなまた。