代表的なシングルバーナーの一つ、ST-310レギュレータストーブ。
そのバージョン違いで、燃料分離型であるST-330レギュレータストーブフュージョン。
どちらも所持し、どちら使い込んできたので、違いと良さをレビューしたいと思います。
どちらもシングルバーナーとしては超一級のオススメ品です。
結論から言うと、
1グラムでも軽いバーナーにしたいならST-330。
輻射熱の心配をしたくないならST-330。
重たい鍋を置きたいならST-330。
という感じです。
上記を重視しないなら、ST-310でいいと思います。ですが、個人的には強くST-330をオススメします。
3000円の差の価値はあります!
徹底比較!ST-330とST-310
ST-330レギュレータストーブフュージョンはST-310の分離型として発売されたシングルバーナー。
どちらも使いやすさは抜群ですが、使い勝手は分離型のST-330に軍配が上がります。
ST-330の良い所:分離型=安心感!
ST-310が燃料と火元が一体化しているのに対し、ST-330は分離型。
そのため、ガス缶が火元からの熱で高温になるという現象が起こりえません。
大きな鍋やダッジオーブンを置くと輻射熱でガス缶が爆発という事故もありますからね。
ST-330はその心配がないというのは大きいです。
ST-330の良い所:耐久性が高い。
これはST-310とも共通して言える事ですが、耐久性がとにかく高い。
火が出てくる部分に水分をこぼしたこともあれば、大雨の中で使ったこともあります。
しかししばらく火をたてて乾かしたら元通り使えるようになりました。
耐久が神。
イワタニのポケットストーブも持っていましたが、こちらが割とすぐに壊れたのに対し、ST-330とST-310は壊れる気配がありません。
ちなみにST-330は自宅でも使ってるので、相当な数使い込んでいます。
でもまだ壊れる気配がありません。
ST-330の良い所:耐荷重がある。
ST-330の魅力は大きい鍋が置ける所。
ST-310は耐荷重が弱点なんですよね。
ST-310は、この弱点を克服するためには別途で台を購入する必要がある。
その点、330はゴトクも大きく、耐荷重もあるので、その心配はありません。
ST-330の良い所:軽い!
若干ですが、コンパクト性も重さもST-330のほうが軽いです。
ここは微々たるものですが、1グラムでも軽くしたいのがミニマリストキャンパー。
割りと重要です。
ST-310とST−330を比較すると約100グラムほどST-330のほうが軽いです。
100グラムは結構大きいのではと思います。
ST-330のな良い所:ゴトクの安心感がある。
ゴトクのサイズは圧倒的にST-330の方が大きいです。
これにより大きめの鍋や、ダッチオーブンも置くことができます。
しかし同時にゴトクの内径も大きい。
内径が73㎜しかないので、シエラカップが絶妙に乗りません。
ですが、高さが約20ミリ低いため、重心は安定しています。
アマゾンのレビューに不安定だ〜みたいなコメントがありますが、あれは勘違いなので問題ありません!重心めっちゃ安定しています。
ST-330のうーんな所:場所をとる。
分離している分、テーブルの上の場所をとります。
コンパクトにまとまっているST-310のほうが省スペースですね。
ST-330のうーんな所:高い!
3000円かァーとなる金額差。
最初はぶっちゃけ高いなあと思っていました。
ほぼ1万円するし、それなら他の道具が選択肢に入ってくるし。
と思っていましたが、分離型は想像以上に便利です。
ST-330のうーんな所:収納袋が別。
収納袋が標準でついていないので別途買う必要があります。
私はノーガードで使っています。
ちなみに専用のポーチも売っています。裸で持っていかないタイプの方はこちらがおススメ。
まとめ:金額差の価値はあり!ST-330は強くオススメ。
確かに価格はST-330のが高いです。
しかし分離型の安心感とゴトクが大きいから、鍋やダッジオーブンが載せられるのがとてもよい!
載せたときの安心感を買うと思えばいいと思います。
輻射熱も関係なくなるのがよいですね。
ではまた。
動画:比較動画を作ってみました。
より詳細にわかるように比較動画を作ってみました。
詳しく細部まで知れますのでこちらをご確認ください。
ではまた。