自転車とフェリーを使って京都から北海道キャンプとライジングサンへチャリ旅した話。

北海道でキャンプするために、京都に行った時の話。

ちょうど北海道で行ってみたいフェスもあり(ライジングサンロックフェスティバル)、自転車とフェリーを駆使し、北海道キャンプに行ってきました。

  • 京都から北海道キャンプやライジングサンロックフェスティバルに行くのってどれくらいかかるの?
  • RSRにフェリー、自転車で行こうと思ったらどうやって行くの?
  • 自転車北海道旅のおすすめルートは?
  • 自転車北海道旅のおすすめ寄り道スポットは?

上のような事に参考にして頂ければ幸いです。

社畜キノコ
社畜キノコ

夏の北海道のチャリ旅は至高です!

  1. 自転車とフェリーを駆使。京都から北海道キャンプへ。
    1. 全体工程(全10日間工程)
    2. 北海道キャンプ 旅の記録 1〜2日目 北海道到着まで
      1. 1日目 18時頃 京都駅にて自転車をバラす
      2. 18時過ぎ 舞鶴行き直行電車に乗る
      3. 21時 舞鶴駅に到着
      4. 23時 フェリーに搭乗
      5. 24時 フェリー内部を散策
      6. フェリーの中について
      7. 2日目 夜18時頃 ついに北海道に到着、野営。
      8. ついに到達!北の大地!
    3. 北海道キャンプ 旅の記録 3日目 小樽サッポロ観光
      1. 旅3日目 小樽から札幌へ
      2. 10時 札幌寄り道スポットを満喫
      3. 平岸高台公園 水曜どうでしょうの公園 
      4. HTB 北海道テレビ
      5. 札幌ペニーレーン
      6. 地獄坂
      7. 北海道大学
      8. 3日目夜 札幌の漫画喫茶で1泊
    4. 北海道キャンプ 旅の記録 旅4日目 RSRへ
    5. 北海道キャンプ 旅の記録 5日目 美瑛を目指す
      1. 疲労困憊になりつつ北海道をひた走る
    6. 北海道キャンプ 旅の記録 旅6日目 美瑛を目指す
      1. ライダーハウスに泊まる
    7. 北海道キャンプ 旅の記録 旅7日目 美瑛に入る
      1. ついに美瑛高原に入る
      2. ラスト北海道キャンプ
    8. 北海道キャンプ 旅の記録 旅8日目 富良野からサッポロへ、そして小樽へ戻る
      1. 美瑛から南へ、北の国からの富良野へ入る
      2. 富良野から戻り、サッポロビール記念館へ
      3. 北海道最終日 23時頃 再び フェリーに搭乗
    9. 北海道キャンプ 旅の記録 旅9日目〜10日目 京都舞鶴に戻る。
  2. まとめ:夏の北海道は最高。何度でも何度でも行きたい。

自転車とフェリーを駆使。京都から北海道キャンプへ。

全体工程(全10日間工程)

ルートとしては当時住んでいた京都から舞鶴へ、そして舞鶴からフェリーで北海道へというプランをくみました。

1日目 京都からフェリーに乗り込む。

2日目 翌日夜、フェリーが北海道到着 山でキャンプ。

3日目 小樽と札幌の街をポタリング。

4日目 RSRへ。

5日目 RSR終了。オールナイトのまま北へ キャンプ。

6日目 目的地である美瑛へひた走る。朝から大雨。ライダーハウスに泊まる。

7日目 ついに美瑛。 美瑛でキャンプ。

8日目 美瑛から富良野へ。 富良野から輪行で札幌に戻り、フェリーに乗る。

9日目 翌晩 舞鶴に到着。

10日目 舞鶴から京都にオールナイトで自転車で戻る(地獄)

北海道キャンプ 旅の記録 1〜2日目 北海道到着まで

1日目 18時頃 京都駅にて自転車をバラす

人の邪魔にならない所でバラす

まずは京都市内の下宿マンションからフェリー港のある舞鶴まで向かいます。

当初は行きも自転車で舞鶴に行くつもりでしたが、フェリー搭乗日に期末テストがあることが発覚。

テストを受けたその足で、自転車は電車で輪行で持っていくことに変更しました。

大学から京都駅前まで自転車で突っ走り(レジュメとかテキストは友人に預けた) 、京都駅で自転車をばらし輪行バックへ

京都駅前で自転車をバラします。

18時過ぎ 舞鶴行き直行電車に乗る

中々かさばります

輪行バッグに荷物を入れ、京都駅から舞鶴までの直通特急電車に乗り込みます。

社畜キノコ
社畜キノコ

電車にはトイレも洗面所もあるので、油のついた手を洗います。

電車内ではゲームボーイSPを持って行っていたので聖剣伝説をプレイ(3周目)していました。

ゲームボーイなんか持って行ってんのか、と思われたかもしれませんが持参した暇つぶし用の荷物はこんな感じ。

いらないもの持っていきすぎ感ある。

ですが、このあと乗るフェリーの所要時間は20時間です。

読みたいものやりたいものを持って行って処理しようと思っていました。

21時 舞鶴駅に到着

舞鶴駅に到着し、自転車を復旧

さあ漕ぎ出すぞと思いましたが、看板や方角表示は全くナシ!

グーグルマップでなんとか港の方面へ向かいますが港が大きすぎで迷う迷う。

社畜キノコ
社畜キノコ

行き方を予め調べておくことをお勧めします。

そこでそれっぽい場所をふらふらしていると見ず知らずの軽トラに乗ったおっちゃんが登場。

なんとフェリー港までの道案内をしてくれるという!

世話になったぜ

なんか知らないけどそのおっちゃんには連絡先を聞かれました。

PCアドレスを伝え、ありがとうございましたと送りました。

23時 フェリーに搭乗

自転車はフェリーに一番最後にのります。

バイクがガンガン入っていく中、エンジンブンブンの中、こそこそと端っこのスペースを使って駐輪。

客室の方へ。

自転車をキチンと固定します

しっかり鍵で壁に固定します。

24時 フェリー内部を散策

フェリーあかしあ

フェリーの中は超広いです。

お風呂もあります。

中にはお酒などを売っているちょっとした売店もあります。

今回は旅の節約もあるのでご飯はかんたんなもので済まします。

やきそば弁当(北海道の特産)を食べて、北海道を先取りしました。

やきそば弁当

フェリーの中について

揺れは比較的おとなしいですが、電波は全くはいりません。

カプセルホテルのような2段ベッドのたくさんある部屋にとまります。

巣となる場所です。

所要時間は20時間

ですが、時間つぶしは色々楽しめます。

映画上映会、ジャグリングショー等もやっていました。

船内ジャグリングショー

それでもかなり暇。

社畜キノコ
社畜キノコ

ゲームと読書が捗るので、積ん読を持っていっておくが吉です。

2日目 夜18時頃 ついに北海道に到着、野営。

長い長いフェリーの旅が終わり、北海道に到着しました。

ということで北海道に上陸!

意気揚々と皆さん出ていきます

バイクの方々がぶんぶん出ていったあと、最後に自転車組が出発します。

ついに到達!北の大地!

一泊目は近くの野営地で一泊しました。

超簡易装備(テントと寝袋と銀マットのみ)でしたが、なんら問題なし。

すやすや眠りました。

こんな写真しか残ってなかった

パニアバッグには銀マットを入れ、スタンドにテントと寝袋を縛り付けていました。

街を散策する時は寝袋とマットとテントは自転車に積んだままにしていました。

北海道にはとにかくキャンプ場がたくさんあります。

ちょっとした公園でもキャンプができます。

なのでテントさえもっていっておけば宿代はほとんどかかりません。

北海道キャンプ 旅の記録 3日目 小樽サッポロ観光

旅3日目 小樽から札幌へ

北海道初日。翌朝は小樽を満喫。朝市に行きました。

絶品の朝食

早朝からお魚定食を満喫します。

小樽での観光もほどほどに札幌へ向かいます。

社畜キノコ
社畜キノコ

小樽から札幌へは一直線。時間は1〜2時間程です。

10時 札幌寄り道スポットを満喫

10時ころには札幌に到着。

ここからは寄り道した場所を書き連ねます。

札幌で行きたかった場所を自転車の駆動力でばんばん巡っていきます。

平岸高台公園 水曜どうでしょうの公園 

ファンなら一度は行きたい場所

水曜どうでしょうのオープニングの聖地

前枠、後枠でおなじみです。

HTBのすぐ近くなので、まとめて観光できます。OPっぽい写真をとりました。

HTB 北海道テレビ

もうウィリーさ

水曜どうでしょうを生んだテレビ局です。

水曜どうでしょうグッズを販売しているショップが併設していますので、ちょっとした買い物も楽しめます。

札幌ペニーレーン

札幌ペニーレーン

趣味全開ですが、大好きなバンドであるナンバーガールが解散ライブを行った場所。

その様子はライブアルバムにもなっており、名盤中の名盤です。

地獄坂

まじでしんどいゲキサカ

小樽商科大学へ向かう約1.5kmの長い坂道。

ひたすらに続くゲキサカなので、チャレンジしてみました。

途中から押しました。

北海道大学

美しい並木

北海道の国公立大学。

敷地面積は東京ドーム38個分。

中にはポプラ並木道もあって綺麗です。

秋や春は紅葉と桜が綺麗ですが、夏はグリーン並木が美しかったです。

3日目夜 札幌の漫画喫茶で1泊

翌朝の事もあり、札幌周辺にめぼしいキャンプ場がなかったため、満喫で一泊。

札幌では翌日のライジングサンに備えて札幌の漫画喫茶にて一泊しました。

北海道キャンプ 旅の記録 旅4日目 RSRへ

3日目はどうしても行きたかったライジングサンロックフェスティバルへ。

札幌から自転車で1時間程です。

が、最高に曇天

曇天

ライジングサンはオールナイトで翌日の朝まで続きます。

文字通り日の出を出迎えるのです。

onちゃん

onちゃんと記念撮影しながらもフェスを楽しみました。

トリのエレファントカシマシが最高でした。

北海道キャンプ 旅の記録 5日目 美瑛を目指す

疲労困憊になりつつ北海道をひた走る

翌日は疲労困憊でしたがエンディングを迎えたあと、美瑛を目指します。

自転車は一日100キロ程度が限界です。

ずっとひたすらこんな道があって最高。

ライジングサンの翌日からは、美瑛高原を目指してひた走ります。

しかしながら寄り道もしたいので、まず取り急ぎ目標はとしてひまわりが一面に咲き渡るひまわりの里

まずは道中にあったキャンプ場で一泊です。

こんなキャンプ場が山程ある。

100kmも走るともうへとへとです。

食事はクッカーでの食事でなく北海道グルメを楽しむようにしておりました。

食器をもって行っていなかったというのもありますが、基本的には外食をしていました。

社畜キノコ
社畜キノコ

どの店もうまいんす…

北海道キャンプ 旅の記録 旅6日目 美瑛を目指す

タオルは必須。

基本的に朝は6時過ぎには起床していました。

しかしこの日は朝から雨。

テントと寝袋をゴミ袋でくるみ、ひまわり満開の公園を目指し北上します。

雨対策はこんな感じ。ひどい。

大雨の中ひまわりの里へ向かって走ります。

できれば晴天の中ひまわりをみたい所でしたが、大雨の中ひまわりを見ます。

ひまわりの里

しかし、ここで雨の影響でカメラが故障

仕方ないので、家電量販店のあるビッグカメラを目指すことにしました。

付近で家電量販店にあるのは、旭川

ぐるっと寄り道をする形になっておりましたが、美瑛に行く前にカメラ購入&旭川ラーメンを食べることにしました。

ライダーハウスに泊まる

宿は毎晩キャンプでしたが、この日だけはライダーハウスに宿泊しました。

ライダーハウス:超簡易の風呂も無い、食事もない、管理人もいるかいないかわからない。そんな宿です。
基本はライダーの方が止まりますが、チャリダーや徒歩の方、車の方も愛用されています。

今回泊まったのは蜂の宿というライダーハウス。

ただただ、泊まるだけのスペースがあるだけですが、非常にありがたい。

ライダーハウス

一期一会の旅仲間たちが、雨でびちゃびちゃになった自分を出迎えてくれました。

ライダーの方々が多かったですが、徒歩の方もチャリダーも様々でした。

思い出の1枚

北海道キャンプ 旅の記録 旅7日目 美瑛に入る

ライダーハウスを後にし、いよいよ絶景の美瑛高原に入ります。

前日の雨とはウラハラに晴天

高まります。

ついに美瑛高原に入る

Windows XPの背景かと思うほど絶景

1時間程走っていると、緑と青にあふれる絶景が見えてきました。

美瑛に入ったわけです。

WinXPの壁紙の景色がひたすらに広がる世界。

本当にここにきてよかったと心底思える空間です。

ほしくさロールがいっぱい転がっていました

本当に晴れてよかった。

開放感が最高だった。

美瑛高原自体にもスポットが様々あるので、ぐるぐると絶景サイクリングを楽しみます。

ドライブでも気持ちいいと思います

ひとしきり満喫したあとはキャンプ場を目指します。

ラスト北海道キャンプ

テントを張ってのキャンプとしては最終日

美瑛にあるキャンプ場でキャンプしました。

だだっぴろい公園で、どこでもテント張ってもOKというスタイル。

北海道は芝生サイトが多いです。

他にキャンパーはおらず、完全ソロでした。

無料で、トイレだけがあるだけのキャンプ場でしたが、最後のキャンプを楽しみました。

いつも夜にタオルを干していました。

北海道キャンプ 旅の記録 旅8日目 富良野からサッポロへ、そして小樽へ戻る

美瑛から南へ、北の国からの富良野へ入る

美瑛を満喫した翌日は南に向かい、富良野へ。

朝イチでバスに乗りたかったので超早起きしました。

ふらの駅

本当は北の国からの聖地をめぐりたかったですが、早朝の輪行でバスに乗ります。

富良野から一気にバスで札幌に戻ります。

再び輪行バッグに自転車をいれ、長距離バスに乗り込みました。

社畜キノコ
社畜キノコ

バス超ラク。心底思いました。

富良野から戻り、サッポロビール記念館へ

札幌に戻ったら行きたかったサッポロビール記念館へ。

建築も美しい。

ビールはサッポロ派な私はどうしてもいきたかったのです。

しかし飲酒になるので、お土産だけ購入しがまん。

中では建築を楽しめるとともに、サッポロビールの歴史を学べます

ビール風アイスもあります

サッポロ派の思いが強くなった後は再び軽く札幌を観光。

一応時計台にも行きました。

ぐるりと回った後は札幌から小樽へ戻ります。

社畜キノコ
社畜キノコ

1日目に通った道としみじみ。

北海道最終日 23時頃 再び フェリーに搭乗

小樽とサッポロを観光した後は、いよいよ北海道にさよならします。

夜フェリー見た時ちょっと泣きました

小樽の街から港へ向かい、来た時と同じようにフェリーに乗り込みます。

まずはお風呂、そして一旦ベッドに横になり、旅を反芻しました。

思い返しつつここから再び20時間の船旅です。

帰りのフェリーでようやくサッポロをかっくらいました
社畜キノコ
社畜キノコ

帰りは体力の限界が来ていたのか、船酔いで少し吐きました。

北海道キャンプ 旅の記録 旅9日目〜10日目 京都舞鶴に戻る。

はるばるついに舞鶴に戻りました。

社畜キノコ
社畜キノコ

帰りの20時間は長かった…!

行きは舞鶴行き特急を使いましたが、帰りは自転車です。

舞鶴から京都までは、夜通し走っても約10時間はかかる道のり。

最終日に本当に過酷。

しかし夜通し走り続けました。

鹿と並走しながら山をいくつ超えるんだろうという数の山を超えて行きます。

自宅についたのは昼頃でした。

本当にキツかった。

しかし京都の町並みが見えてきた時は感動しました。

帰ってきたのだと。

家に帰ってシャワーを浴びて布団に入った瞬間は至高でした。

まとめ:夏の北海道は最高。何度でも何度でも行きたい。

夏の北海道というものはなんとなく特別な感じがします。

奥田民生のイージューライダーが一番似合うのは夏の北海道かもしれません。

ではまた。

タイトルとURLをコピーしました