和歌山の無人島、鹿島に行ってきました。
真夏のキャンプは人多すぎてあまりオススメできません。
しかしそんなピークシーズンでもアクセスが悪かったり、オートキャンプじゃなかったりすると、使いやすいキャンプ場が増えます。
その最たるものが島キャンプなのではないかと思います。
ということで、鹿島という和歌山にある無人島でキャンプをしてきました。
お盆ど真ん中なのに4組しかいませんでした!
鹿島でのキャンプについて
鹿島へのアクセス
みなべ町から渡船をお願いする
鹿島は白浜から少し南に行ったところにあるみなべ町にあります。
そのみなべ町の港から船渡ししてもらい渡ります。
船はあらかじめ渡船業者さんに予約しておきましょう。
とても親切な方でした!
釣り用エサや簡単な釣具も売っています。
近くにコンビニもあります。
5分くらいの場所にホームセンターとスーパーが隣接した場所があるので、買い出しはそこがおすすめです。
乗船代(一人3500円)を払ったら船の港まで案内してもらいます。
車でついて行き、1分もかからず港へ。
船に荷物を載せていく
港についたら船に荷物を乗せて行きます。これがなかなかに危ない。
自分たちの手で船にドンドコ乗せていきます。
最後に自分も船に飛び乗ったらもう出発です。
渡船のおっちゃんから『帰りはどうする?』という質問があったので(とりあえず14時で)と答えます。
ここもかなり融通聞いてもらえるようでした。
実際、帰りは電話して12時くらいに迎えに来てもらいました。
荷物をつんだらいざ鹿島へ
船は爽快!
ですが揺れる揺れる。
10分もたたない内に着くので一瞬です。
船は室内もないよく船釣りするときのような船です。
鹿島でいざキャンプ
鹿島の船着き場からサイトまでは過酷な山道
島に着いたらまた、コツコツと船着場に降ろします。
船着場からテントサイトまでは10分ほど歩きます、これがなかなかにハードな山道です。
階段の登り降り、狭い道!正直かなり過酷です。
階段を抜けますと一面大きめのごろごろ石が転がっている広場に出ます。
そこテントサイトです。
鹿島のテントサイト
テントサイトは基本的に砂利です。
ペグはなんでもたぶん刺さりますね。
張り場所は、潮がどこまで攻め上がってくるかチェック必須です。
波がまあまあの攻め上がり方をしてきます。
ど真ん中だから大丈夫とかそういうわけでもないです。
拠点としてオススメの場所としては、本当に向かって左側の崖近くです。
昼過ぎには日陰になりますし、水没の心配もありません。
鹿島では海水浴もできます
泳げるスポットとしては本島側と太平洋側。
本島側は粗めの砂浜、太平洋側はがっちり岩場です。
魚を見るなら岩場の方ですね。
熱帯魚やカサゴなどの魚もいました。
ベラは見なかったですね。ビザラガイやカメノテがいっぱいいましたよ。
淡路島とかに比べて水温が高いです。
ですので、上がった後に寒さにガタガタ震えるみたいなことはないですね。
たっぷり泳ぎたい方にはホットジェルがオススメです。
ちなみにですが、スピアフィッシング (モリ突き)目的の方も何人かいました。
厳密にいうと和歌山はアウトですので控えましょうね。
キャンプ飯:シンプルに海鮮バーベキュー
泳ぐのもそこそこにバーベキューに移行しました。
ビザラガイやカメノテが生息していたので焼いて食べます。
ただ焼いて食べるだけなのに、死ぬほど美味しい。
外で食べると本当に美味しいです。
そしてキャンプのいいところは乾杯がピークでその楽しさが寝るまで続くところですね。
そして翌朝のモーニングコーヒーとコーンポタージュでまたピークまでブンあがる。
翌朝は晴れて日の出を見ることができました。
まとめ:ピークシーズンでも空いている無人島キャンプ。ただし荷物運びは超大変。
人がとにかく少ない穴場というのが一番の魅力です。
訪問したのはお盆休みのど真ん中でしたが、我々の他にいたキャンパーはファミリー1組に、男のキャンプ集団2組、ソロキャンパー1組といった感じでした。
友ヶ島も和歌山の無人島では有名ですが、比較するとそこまで知名度がないため、ゆったりキャンプをすることができます。
岩場で海水浴ができるので、危なくもありますが、なかなかのアクティビティになっています。
なおトイレなどはないので、その点はちょっと…かもしれません。
ではまた。