WOOPs 野外鉄板 Iron SOLO UL(3.2mm)を購入しました。
ソロキャンプ向けの小さなサイズの鉄板です。
しかし!
新品を使う際は、シーズニングを行なって表面の不純物を取り除く必要があります。
今回は実際にシーズニングしましたので、その方法と注意点です。
最初が肝心です!
ほぼ毎週末キャンプに行く私が、本当に厳選したアイテムを載せているので、こちらもチェック!
ほんっとうによかったものだけを厳選しています!
Woopsの野外鉄板をシーズニングする方法
1.まずは全体がグレーになるまでひたすら空焚き
まずはとにかく熱します。自宅のコンロにサーモスタット機能が付いている場合はシングルバーナーなどを使いましょう。
表面にあらかじめ塗ってあるコーティングをふっとばす作業となるのですが、この熱する作業は意外と長いです。
完全に表面の不純物をぶっ飛ばすまで1時間くらいかかったりします。
私は2時間くらい火にかけていました。
2.空焚きがおわったら自然に冷ます。
黒い状態から明るいグレー色に変わったら完了した合図です。
注意!この時に全部がしっかりグレーになるまで熱しましょう。この作業がいちばん大事です。表面に不純物が残っていると後々の仕上がりに大きく関わります。これくらいでいいやとなってはいけません。
1時間くらい熱したらこの通りグレーになりました。
ここまできたらいったん自然に冷まします。
冷ましきったら中性洗剤でしっかり洗っていきます。洗剤で洗うのは後にも先にもこれっきりですのでしっかり洗いましょう。
3.再び火にかけ、水分を完全に飛ばし切る。
洗ったらキッチンペーパーで水分を拭き取り、再度火にかけ、表面の水分を飛ばします。
カラカラになったらいよいよ油を滲みさせていきます。
4.薄く油を引く。
続いて油を少し多めを垂らし、キッチンペーパーでしっかり伸ばしていきます。
ちなみにアマニ油がおすすめですが、まあオリーブオイルでもサラダ油でも大丈夫です。
ですが、アマニ油は乾性油なのでキッチリとした皮膜ができるのでシーズニングに向いております。
(しかしどうせ使用し始めたらどうせいろんな油を使うので深く気にしなくもいいんじゃないかと思います。)
では油を全体に行き渡るように伸ばします。
伸ばし切ったところで中火にかけます。白い煙がプカプカと出てきます。
白い煙が出てこなくなったら完了です。放置してると焦げちゃうのでよく見ておきましょう。
5.クズ野菜を炒めて、鉄臭さを取る。
再び自然に冷ましたら油を塗り、また、火にかけます。
次は鉄板自体の鉄臭さを取り除くためにクズ野菜を炒めつつ、油を馴染ませます。
野菜を使ってしっかり伸ばします。
こちらもしっかり炒めてネギが焦げ焦げになったら完了です。
鉄板に焦げ付かないようには注意しましょう。
ネギや玉ねぎなどの香味野菜を使うのがおすすめです。
6.白い方の収納袋に保存する。
再度冷めたところで、キッチンペーパーを使って油を引きます。保管しておく用の油です。
油を引いたら収納袋に入れましょう。白い方の袋です。
野外鉄板を実際に使用してみた。
では実際に使用していきます。
といってもいつも通り、油を引いて肉を焼くだけ!
ステーキ肉を焼いてみる。
じんわりじっとりお肉を焼くだけです。パサつかずに柔らかジューシーでたまらない…。
表面だけ強火でガッと焼いて焦げ目をつくった後、蓄熱でゆっくり中に火を通すのがおすすめです。
シーズニングした野外鉄板の保管方法と手入れ
使い終わったら付属のヘラでコゲを削ぎ落とします。かんたんにとれます。
削いだらざっーと水洗いし、火にかけ乾燥させます。
乾いたら油を塗って収納。
スポンジ、洗剤いらずです。
どうしても洗いたいと言うときは、また水分を飛ばして油を塗り直しましょう。
シーズニングした鉄板に虫がよってきたりしない?
ご安心していただきたい点ですが、虫が寄ってきた、虫がついていた事はありません。
どうしても心配であれば、ジップロックに入れておけばいいと思います。
鉄板はジップロックに入るサイズなのがいいですね。
取手の取れない鉄フライパンやスキレットだと、ジップロック収納ができないという意味でも、鉄板はおすすめです。
まとめ:野外鉄板ULはキャンプに間違いなし。
洗うのも楽だし、そして何より無骨感が最高です。
個人的にはキャンプには毎回持っていく程のお気に入り品です。
ぜひ検討ください。
ではまた。
◆野外鉄板をシーズニングする動画です
手っ取り早く知りたいという方は動画にコンパクトにまとめたのでこちらをどうぞ。
◆アウトドア野外鉄板 WOOPs Iron SOLO ULのスペック
外形寸法 148mm×150mm×3.2mm
重量 約600g
同梱品 鉄板(3.2mm)・取っ手・ヘラ(小)・耐熱紙袋・収納紙袋・説明書