暑くなってきて必須になるクーラーボックス。
個人的にはソフトタイプを愛好しており、メインはハイパー氷点下クーラー、サブでソフトくらこを使っています。
そこでこの2つの保冷力、実際の所どれくらいの差があるのか、実験してみます。
どちらもおすすめですが、ぶっちゃけソロで1泊がメインならソフトくらこでもいいんじゃないかなと思っています。
ソフトくらこと氷点下クーラーの保冷力を比較してみた。
保冷力実験の条件について
実験日の条件は以下です。
晴れの日
室内の日陰に設置
部屋の気温は約20度
5月上旬
この条件で今回は実験です。
ゴールデンウイーク~初夏くらいをイメージしています。
ちょうどクーラーボックスが欲しくなる季節ですね!
内部にはそれぞれ板氷とロゴスの氷点下パックを入れておきました。
それではスタートです。
保冷力実験スタート!
AM10時に早速スタート!
部屋の気温は20度です。
大体ゴールデンウィークのイメージですね!
保冷力実験 3時間経過
ここで3時間経過の様子を見てみましょう。
氷点下クーラーは全く衰える気配がありません。
くらこもまだまだキンキンです。
保冷力実験 5時間経過
ここで5時間経過。
キャンプなら家を出て、夕食の準備を少しずつはじめるころでしょうか?
ここで若干の差が出始めました。
ソフトくらこの板氷が少しずつ水っぽくなってきました。
触った感触も水を感じます。
一方で氷点下クーラーは水感はまだありません。
保冷パックもカッチカチです。
保冷力実験 10時間経過
さらに10時間経過。
キャンプでいうと一番冷えがほしい時間ですね。
氷点下クーラーも少しずつ板氷の角が取れてきました。
くらこも氷が小さくなってきたか…。
しかし板氷がいる限りは内部はキンキンです。
食材もビールも全然まだまだ冷やせます。
どちらも一晩は余裕ですね。
保冷力実験 15時間経過
ここで15時間経過。
もうここまでくると寝ている時間の可能性が高いですね。
10時に出発してたら深夜1時です。
氷点下クーラーに入った氷点下パックもほぼ溶けています。
一方板氷はまだまだ余裕。まだまだヒエヒエです。
続いてくらこ。
こちらは完全に保冷パックが溶けました。
そしてくらこの板氷はほぼ半分になりました。ちゃっぷちゃぷです。
とはいえ保冷力はまだまだ余裕です。さすが板氷!
保冷力実験 23時間経過
さあ、続いて翌朝の9時。時間にして23時間経過です。
氷点下クーラーのパックは完全にぽちゃぽちゃです。
板氷もなかなかに溶けてきています。ですが、保冷はバッチリ。
続いてくらこ。
板氷かなりキています。
もうたっぷんたぷんです。
小さくなってはいますが、氷はいきているので保冷力はキープ中です。
保冷力実験 26時間経過
そして翌日のお昼!時間にして26時間経過。
氷点下クーラーはまだいきてます。
かなり溶けてはいます。
ですが、しっかり保冷力はキープ。
10度ならまだまだ冷やせます。
くらこもまだまだちゃんと冷やしてくれています。
しかし氷はかなり小さくなっています。
保冷力実験 34時間経過
そして翌日の夜です。
氷点下クーラーはなんとか持ちこたえてます。中に氷塊がのこっています。
しかしここでくらこの板氷が力尽きました。
内部の温度は上昇しています。
しかしよくがんばった。ですが、2晩はやはりきつかった。
1泊なら余裕ですね!
保冷力実験 48時間経過
そして翌々日の朝です。時間にして48時間経過。
ついに氷点下クーラーも…。
と思いきや、ほんのちょっとだけ氷が残っています。
ほんのちょっとですが。
かすかに氷の塊を感じます。
やはり強い氷点下クーラー!ソフトクーラー界最強は伊達じゃないです。
しかしソフトくらこもじゅうぶん強い。
使いやすさ抜群なので、1泊なら抜群に便利。
あとは真夏にもう一度実験してみたときにどれだけ保冷できるか試してみたいと思います。
まとめ:どちらも1泊キャンプなら問題なし!でも板氷は必須です。
氷点下クーラーはさすがは最強のソフトクーラーボックス。
二晩つかいたいという方は氷点下クーラー一択なのではないでしょうか?
ソフトくらこはどちらかというとソロキャン向け、さくっと持っていける気軽さが魅力です。
大きさもちょうどよく、パッキングしやすい形が魅力。
ツーリングに寄り添ったデザインの機能はとてもよいですね
保冷力も真夏じゃなければ問題ないかなと思います。
しかし、日向に置いたり、真夏の車の中に置いたりするとちょっと条件は変わります。
そのあたりはまた実験してみたいと思います。
ではまた。