
野外ご飯で最もベーシックとも言える料理が焼き芋。
肌寒い季節にホックホクの焼き芋を食べる幸せはたまりませんよね。
ホックホクの焼き芋を食べたい!
しっとりスイートな焼き芋を食べたい!
とにかくおいしい焼き芋が食べたい!!!
という方のために最強の焼き芋の作り方を研究しました。
最強の焼き芋を作る!
最強の焼き芋を作るコツ1:好みの芋を選ぶ
焼きいもをおいしく焼くコツの前にまずは芋選びです。
さつまいもには代表的な芋が4つあります。
高級芋はほんとうにそんじょそこらの芋と味が変わるので一度試してみる事をおすすめします!

以下やきいもの種類を紹介します。
1.安納芋(鹿児島)…甘みがダントツ!ネットリ系の甘み特化。
2.鳴門金時(徳島)…ホクホク系で甘みもたっぷり。
3.紅あずま(茨城・千葉など)…ホクホク系とネットリ系のハイブリッド。
4.紅はるか(茨城・千葉など)…ネットリ系。クリーミーな甘さ。

紅あずまや鳴門金時などはほくほく系。
安納芋や紅はるかなどはねっとり系。
味の好みによって買うものを変えるのがオススメです。
最強の焼き芋を作るコツ2:熱はじっくりと。
まず、大前提として、焼きいもの原則があります。
それは熱によって甘みが生じるという事。
さつまいもの甘みは、おいもに含まれるでんぷんが熱の作用で糖に変わる事から生じます。
しかしそのこの工程には時間がかかります。
なので、じっくりと加熱するのが美味しい焼きいものコツです。
【熱とさつまいも】60℃くらいの温度で加熱すると、酵素の力で芋のでんぷんが分解されて麦芽糖に変わります。これが甘みです。しかし、温度が70℃を超えると、その酵素が壊れてしまうので、程よい温度で、程よい長さ焼いていくのが大事です。
最強の焼き芋を作るコツ3:太いおいもを選ぶ。
熱をじっくりゆっくりと当てる事にも関係しますが、芋は太い芋がオススメです。
なぜなら細いと時間をかけているうちに焦げてしまう危険性があるからです。
結果ぱっさぱさになってしまいます。

もちろん細いスティックタイプも弱火でやさしく火を当てれば美味しいですよ!
最強の焼き芋を作るコツ4:芋に水を吸わせる。
焼く前に水を軽くふったり、濡れた新聞紙で包みましょう。
ゆっくり温度を上げるのです。
芋を事前に塩水につけておくのもコツです。
1〜2時間程度事前に芋を水に浸しておくとねっとりとした濃厚なねっとりとした口当たりになります。
最強の焼き芋を作るコツ5:アルミホイルで包む。

いよいよ焼きに入ります。
そのまえに、アルミホイルの登場。
まず、アルミホイルを手でクシャクシャにしてから、いもを包みます。
このアルミホイルは、火や熱を直接当てないためのガードの役目を果たしています。
クシャクシャにすると、いもの表面とアルミホイルの間に不規則な空間がたくさんできます。
それにより熱が間接的に伝わるので、じっくりと火が入ります
火が強ければよーくくしゃくしゃにして、空間をより多くしましょう。

芋がはみ出さないようにしっかり巻きましょう。大切な水分が漏れ出せば、焼き上がりがスカスカになります。
最強の焼き芋を作るコツ6:加熱場所は網のはじっこで。
という事で焼きを入れていきます。
バーベキューグリルの中ではなく、網の上に置きます。
そのとき、火力が強い真ん中でなく、網の端っこで焼きましょう。
かつ15分ごとくらいにひっくり返しましょう。
遠火でじっくりと焼いていきます。

ちなみに石焼ができるなら石焼が一番いいです!

最強の焼き芋を作るコツ7:加熱時間にこだわる。
ネットリ系とホクホク系で、水分を飛ばす最適な量が変わってきます。
紅あずまや鳴門金時など、もともとの水分の少ないほくほく系の芋は加熱する時間を短めに。
安納芋や紅はるかなど、もともとの水分の多いネットリ系の芋は、加熱時間を少し長くして水分をしっかり飛ばします。
火にかける時間はおよそ30〜40分。
その間に焼きムラチェックで、焦げ付きを確認して、位置を調整してください。
串をさして柔らかければ、焼き芋は完成です!
まとめ:最強の焼き芋を作るならさまざまなコツがあります。
以上、最強の焼き芋を作るためのコツを徹底的に集めてみました。
青空のもと、焼き芋をつくるたのしさはなににもにも代えがたい!
青空さつまいも会を楽しましょう。
ではまた。