とにかく安くて軽くて小さいペグの話。ユニフレーム、ジュラパワーペグを買いました。

今回ペグを購入しました。テントを建てる際につかうアレですね。

基本的にはケチなのでいつも付属しているものを使っておりつつ、毎回グニャグニャに曲がりつつ、なんとかだましだましやってきました。

だましだましにも限界がきたので買ったのはこれ。

まず大前提として軽いもの。まあこればっか言っていますが軽いもの。

他のギアもそうですが、必ずしもオートキャンプではないので、持ち運びがラクなもんが好きです私は。

軽いモノという時点で、鋳造という選択肢はなくなりました。

堅牢さ豪傑さはありますけど常に荷物は軽くがモットーのわたし的にはノーサンキューだ。

その点このユニフレームのジュラパワーペグはめちゃめちゃ軽いです。しかも安い

購入したのはこのユニフレームのピンペグですが、その思考に至った経緯をメモっておきます。

ペグの種類について

ペグ色々。

せっかく購入するということになったので、ペグの種類について勉強しました。まず、ペグには素材、形で仕分けすると、いくつかに分けることができます。

形では大きく3つ「ソリステ系ペグ」「Vペグ」「ピンペグ」に分けることができます。

ソリステペグ

まずはソリステ系ペグ

鋳造ペグとジャンルされる事が多いですが、もうソリステタイプと言ってもいいくらいジャンルとして確率しているので、当サイトではソリステペグと暫定で呼びます。

代表的なのはその名の通り、スノーピークのソリッドステーク

最強のペグとも呼ばれる事の多い、ペグの王様です。他のペグを圧倒する頑丈さと重さで、途中で石にぶつかってもぶっ壊すほど。

代表的なのは鋳造製(ソリッドステーク自体もそう)ですが、同じような形でプラスチックのものもあれば、チタンのものもあります。

ただこのタイプのペグにするなら鋳造か、チタンがいいと思います。かつ、30センチくらいの長さのもの。ピンペグで賄えない場合に登場するかと思いますので、中途半端なものより長くて、強いものを選ぶのがおすすめです。

ただ鋳造はとにかく重いです。タープによっては8本近くペグが必要ですが、長いペグで揃えると、ペグだけで数キロの世界となってしまいます。登山キャンプには厳しい上、車の利用は必須なので、どちらかというとファミリー向けかなという感じです。

同様の競合商品としては、コールマンのスチールソリッドステーク、エリッゼのエリッゼステークなどがありますね。

 

Vペグ

断面がV字型をしたペグ。

形がVだからVペグわかりやすいですね。

素材はジュラルミンが多いです。ドッペルギャンガー(DOD)のカラフルなものが有名かなと思います。私も飾りとして持っています。

強度はソリッドステークタイプに比べると弱いです。アルミ、チタン、ジュラルミンを使用されているモデルが多いですね。ただしかし、比較して軽い、スタッキングできるのでコンパクトという長所があります。

形が鋭いので、地面への抜き差しもいい感じですが、その形故に土も付きやすいです。

表面積が多いため、抵抗が強く柔らかい地面での使用に向いています。固い地面でも素材を選べば対応可能なので、万能なペグという印象があります。柔らかい地面では鍛造ペグより割といい感じです

ピンペグ

細いペグ。ピンのようだからピンペグです。個人的には一番好きなペグ。

一番スタンダードで、一番セットに入ってきがちなペグです。

先っぽがフックになっていたり、丸っこい輪っかになっていたりします。

まっすぐなその形状ゆえ地面に簡単に挿すことができますが、簡単に抜けてしまうという弱点があります。

あとひん曲がりやすいですね。まあその分戻しやすくもありますが、ハンマーでガンガンたたくとガンガン曲がります。

ですが、無駄な機能がない。ナニもたさない、ナニもひかない。だから軽い。

しかし石などが多い地面や、砂浜などは苦手で、ある程度の固さの土がないと対応できません。普通の芝生のキャンプ場ではだいたいこのペグで刺さります。

素材について

プラスチック、アルミ、鋳造、ジュラルミン、チタンなどなど様々な素材がありますが、それぞれの特徴はざっくりこんな感じです。

 

プラペグ…普通の場所なら問題なし。芝生やわらかい場所に強い。しかし 砂利が敷いてあるような硬い場所だと刺さりにくい。やすいので、付属してきがち。

アルミペグ…とにかく軽いですが曲がりやすい。見ずにガンガン打つとほぼ曲がります。こちらも安いので付属してきがち。

ジュラルミン…軽量ながら高強度。硬い地面でも対応できます。ただ鋳造に比べると曲がりやすいです。鋳造持っていくほどではないなというときにちょうどいいです。

鋳造…貫通力があり、万能型。とにかく重いですが、圧倒的質実剛健。刺さりも抜群。岩も砕きます。

チタン…強度があるので、硬い地面でも刺さるかつ、鉄と比べて軽いので、扱いやすい。さらに錆びないのでメンテナンスしやすい。しかしちょっと高め。

付属品にからの乗り換えという前提で、軽さならチタンかジュラルミン。剛健さなら鋳造かチタン。という選択肢がよいのではないでしょうか。

まとめ:ペグはキャンプ場に合わせて持っていく。

まず形に関して、軽さでいうとピンペグかVペグが最強です。

さらにVペグのほうがコンパクト性の点で優位製があります。しかし土のまとわりつきがうっとおしい。そこでまずはわたしはピンペグにしました。

しかしピンペグはとにかく曲がりやすい。その点、ユニフレームのジュラパワーペグはめちゃめちゃ頑丈です。しかもとにかく軽い、そして安い。

 

軽くて、安くて、比較的頑丈。この3点から今回はユニフレームのジュラパワーペグを購入しました。硬い河原の土などではちょっと不安ですが、、、一旦はこのペグで運用して問題は起こってないですね。

しかしピンペグは間違っても砂浜ではオススメしません。砂浜では見つかりやすいタイプのペグを使いましょう。砂浜は皆裸足です。ペグを砂の中に忘れると怪我のもとになるので気をつけましょう!

ではまた。

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